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音楽のあるカビ付け庫
静かに並ぶ鰹節と、音楽が流れる製造空間。
音楽のある蔵で、 鰹節と向き合う。

鹿児島県枕崎市の金七商店が造る「クラシック節」。本枯節のカビ付け工程でクラシック音楽を流しながら、節の状態を見つめ、一つひとつ仕上げていきます。
発酵食品を造る際、クラシック音楽を流すことで菌が活性化すると知り、鰹節につけるカビも活性化するのでは?カビが元気良く育ち、もっとおいしくなるのでは?と、そんな思いから始まったのがクラシック節です。
そして、鰹節には発酵したものと燻製のみの鰹節があるということを、もっと多くの人に知ってもらう「きっかけ」になってほしいと思っています。

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静かに並ぶ鰹節と、音楽が流れる製造空間。

クラシック音楽の流れる空間で、毎日、節を見る。
触れる。 状態を確かめる。
音楽を流すことは、鰹節だけでなく、つくり手自身が節と向き合う時間にもつながっています。
クラシック節は、カビ付けと乾燥を重ねて仕上げる本枯節の一つです。
鰹(カツオ)から一本の本枯節になるまでの工程は、「鰹節ができるまで」で詳しくご紹介しています。
カビ付けは、本枯節を造る大切な工程のひとつ。
毎日同じように見えても、節の状態は一つひとつ違う。
だから、人が見る。手に取り、確かめながら、次の工程へ進む時を待ちます。
クラシック音楽による品質向上を科学的な因果関係として断定せず、金七商店独自の製造上の取り組みとしてお伝えしています。
昔ながらの仕事を大切にしながら、よりよい鰹節のために、できることを試してみる。
「クラシック節」という名前が、削ること、出汁(だし)を引くこと、本枯節という食文化を知る小さな入口になればと考えています。

幼い頃から、鰹節が身近にある環境で育った瀨﨑祐介。
一度は家業とは異なる道を考えながら、故郷の鰹節が人を喜ばせる姿を通して、その仕事の価値を改めて知りました。
現在は金七商店の四代目として、枕崎に受け継がれてきた本枯節づくりと向き合っています。
昔から続いてきた製法を、ただ古いものとして残すのではなく。
なぜ、この工程なのか。 どうすれば、さらによくできるのか。
一つひとつ考えながら、試してみる。クラシック節は、金七商店のそんな姿勢から生まれました。

2016年、クラシック節は全国鰹節類品評会で農林水産大臣賞を受賞しました。


鰹(カツオ)から、節へ。
火を通り、時間を重ね、カビと向き合う。いくつもの工程を経て、一本の本枯節になります。
一本の節を削る。薄い花が生まれ、香りが立つ。
クラシック節は、完成した一本を見るためのものではありません。削り、料理に使い、食べるための鰹節です。


長い時間をかけて作られた鰹節も、最後に向かう場所は食卓です。
削る音。 出汁(だし)の香り。 料理を囲む時間。
クラシック節を通して、鰹節という日本の食文化をもう一度身近に感じてもらえたらと考えています。

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削るところから楽しむクラシック節。

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料理や出汁(だし)に取り入れやすい削り節。

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毎日の食卓で使いやすい形。
